練習作としての尾田君PRGについて。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

『尾田君PRG』は、おおざっぱに言うと遊ぶ部分が半分、
エンディングイベントと『淡雪君の日記』が残り半分のゲームです。
(エンディングが半分占めてるなんて奇怪ですねぇ…。)

…遊ぶ部分の行動(フリーシナリオ？)が、
エンディングと日記に逐一反映される。
基本的にバッドエンドもグッドエンドもなく。
そんなマルチエンディングもどきの練習作です。
(そんな日記をスルーすることが可能なのも不可解です。)

『プレイヤーさんが○○をした』ことを
項目別にこっそりカウント(変数操作)しまくる
→それぞれの項目のカウント数に応じた日記を(条件分岐で)表示する
…ってことをしてます。
ゲーム同梱の説明書にも簡単に書いてありますが。
実際はそれが２重くらいになっていたりもしますが。

ゲーム制作では当たり前のように随所に使われているはずです。
基本中の基本です。
だから、ワシのようなシステム組めないヤツでも作れます。
その量が(あのボリュームに対して)多いってだけでして。

ただ、計画的に進めないと、こんがらがっちゃって、
修正が大変なことになります…実際なりました。
（思いついたネタを次々放り込み、
あとから『もっと細かくこうすればいいかも!!』って
実にいい加減な調子で作ってたので…。）

それと、プレイした感じよりも作る手間がかかります。
ストーリーが分岐した以降は、
分岐した分作らなきゃいけなくなりますからね!!
（最低でもシナリオ、最悪その他全部も）
ついでに、それぞれつじつま合わせなきゃならないしね!!
この辺、とっても要注意です…(笑)。

ちなみにあのゲームにかかった制作時間(バージョン0.91時点)は
全体42時間（うちグラフィック19時間）です。
（↑※何かの参考になるかも、と思って大体を記録して置いた）

……もうちょっと効率よく出来たはずだと思いますが。
上記の通り、効率悪いんです。はい。
あと、やっぱりグラフィックは時間かかるね…。

追記：バージョン0.92は今月中には出ます。
　　　オープニング文章追加、いろいろ微調整、
　　　とあるエンディングパターンをボリュームアップ、
　　　アイテムアイコン追加、
　　　淡雪君の表情顔グラをドット単位で修整などしました。

　　　この時点での制作時間は
　　　全体44時間（うちグラフィック21時間）
　　　になりました。…。